発信魅力人とは、自分の職業や所属団体をとおして地域に貢献し、現時点若しくは将来的に地域のキーパーソンとなる人を広く社会に広めていこう、という趣旨の事業です。
佐藤 弘康(さとう ひろやす)
1979年3月6日生まれの39歳。
紋別市出身
2015年 (一社)紋別青年会議所入会
会員開発委員会委員
2016年 総務・広報委員会委員長
2017年 専務理事
2018年 (一社)紋別青年会議所第63代理事長
守口 敏高(もりぐち としたか)
1978年3月18日生まれの40歳。
大阪府東大阪府出身。
道都大学福祉学部入学のため1997年に来紋。
紋別市内にある「写真の店 カラーセンター」を事業承継し代表となる。
本年4月より紋別まちおこし塾会長
対談はYouTubeからもご覧いただけます。
紋別の魅力はどんなところにありますか。
食べ物が新鮮ですよね。
採れたての物を食べられるのが一番。
ほっけを食べたときは感動しました(笑)。
逆に、(北海道にいると)大阪のもの、たこやきのような粉物にあこがれますけどね。
たこやきもこっちで作るけど、たこが大きく、新鮮で違います(笑)
来た当時の紋別の印象はどうでしたか?
この町に来て思ったのが、人のやさしさ、人が温かい印象です。
全く知らない土地に1人できた中で下宿のおばさんとかが分からないことを教えてくれました。人柄がいい人ばかりです。
紋別の自然はいかがですか?
僕は、関西人なので、雪を見ることがなかったですし、
マイナスの気温も経験したことがなかった。まきストーブなんてみたことない。
外から来た人間にとってそういったものはとても大事。
見ているとうれしくなる。新しい発見ができます。
雪の話しがありましたが、雪が降っても住みやすいと感じますか。
旭川とか言った内陸に行くと雪の量が多く気候が厳しく全然ちがう。
紋別はそこまで寒くないです。すんなりと冬を越せました。
紋別の魅力はいかがですか?
自然が近くにあることが魅力ですよね。
あと、郊外にいくと、夜空が綺麗。星の数がはんぱない。
紋別まちおこし塾はどういった活動をしているのですか。
街の景観整備、一番大きい事業としては「まちゼミ」ですね。
今年で5回目になります。
おかげ様で年々参加人数が増えています。
色んなゼミを開催していますが、何かメインのゼミはあるのですか。
メイン!?まちゼミのメイン!?全部がメインなので全てのゼミを受けてほしいです。
店主の人柄を伝えることもまちゼミのコンセプトです。
※まちゼミは、全講座が終了しております。
今年で5回目となる紋別まちゼ三
商店主が講師として職業を活かしたゼミを開催する
※紋別まちゼミは全講座終了しています
本年の紋別まちおこし塾の展望はどのようなものでしょうか?
9月30日に「ちびっ子ワークフェス」
10月27日に北海道で初めて開催となる「まちゼミ北海道フォーラム」が予定されています。
全道各地からまちゼミの仲間が参加。紋別市民の参加もお待ちしております。
メンバーの人数は何人でしょうか?
11人です。JCメンバーは何人ですか?
19人です。今年は年末までには7名拡大し、26名を目指しています。
JCはどういったコンセプトで動くのですか?
私の考えですが、青年会議所の新年会で行う所信表明は、メンバーへ理事長としての決意表明です。任期内の事業展開に1つでも2つでも取り入れてほしいのが僕の思いです。しかし、なかなか現実はそううまくいかないところもあります。
理事長に就任して5カ月ですが、やっぱり難しいです。
やることは残りの任期につまっています。
トップになると、なかなか実現難しいですよね。
この先のJCの事業はどのようなものですか?
6月にガールズパーティ、まちなか交流会の2本の異業種交流を企画しています。
紋別の若者がなかなか交流する機会が少ないです。
そういった場を作るのもJCの役割だと思う。
とても大事なことですよね。
他の町をみると異業種交流を結構やっています。
紋別は特殊なのか今までやっていませんでした。
紋別JCでは昨年度から交流事業に力を入れて取り組んでいます。
40歳くらいの人達の交流も大事だと思います。
まちおこし塾としても、JC、商工会議所青年部、市民レベルでの団体との交流をして、紋別の町のための事業があってもいいと思っています。
ガールズパーティは、女性限定の異業種交流会です。昨年初めて実施したが、僕達が知らなかったサークル活動をしている人がいます。人脈が広がる実りある交流会となりました。
今年のガールズパーティは昨年以上のものとなると思っています。
今、まちおこし塾は11人で活動していますが、何か人手が足りないときには各団体がたすけ合い、繋がり、腹割って話し、意見をぶつけていくことが重要です。各団体を結びつけるのが私の1つの役割と思っています。
同世代での意見をぶつける場が重要ですよね。
情報交換をしていく場がないと、発展する機会を失います。
自分達がまちのためにどういった活動をするかで未来が変わってきます。
5年後10年後ではなく今やらないといけない。
本年、私は、1年間のスローガンとして「改新」、サブスローガンとして「新たな発想、そして次世代へ」としました。本年のJCメンバーはそういった思いで活動しています。一緒に活動するJCメンバーや他団体との活動をしていけば、もっといい町になっていくと思います。
共有できる同世代がいることが励みになります。
何か、一緒にできればいいですよね。
それこそ、ちびっ子ワークフェスについて、われわれも是非青少年育成を実施したいです。ちびっ子ワークフェスを参考にしながら、事業構築をしていきたいので、是非協力させていただきたいです。
守口さんはカラーセンター代表として写真館を経営していますが、写真屋さんとしての地域貢献はどういったことを考えていますか。
写真をとおしての地域貢献、紋別をたくさん撮影してもらって発信してほしいです。
外国人技能実習生に写真の撮り方をレクチャーし、実習生が紋別を発信することが重要だと思います。
あと、移住者の観点からすると、移住者の方の知り合いがあまりいない、特に同郷はいないです。そういった交流があればいいな、と思っています。Uターン、Iターンの事業もあってもいいのかな、と思っています。住むところは提供し、あとは、自分でやって、というのは寂しいのかなと思います。
人口減少を止めるのは難しいけど、スピードを緩めることはできます。
守口さんのような方が紋別を盛り上げていただければと期待しています。
他の方々の協力をいただきながら実現できればと思います。